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2014年04月13日

主だけを見上げて

今、英語を習っています。
せめて会話くらいは出来るようになりたいと思っています。
週一回で2時間の勉強ですが、これがなかなか楽しくてわくわくしながら通っています。
何故楽しいかと言いますと、この教師がただ会話を教えるのではなくて
毎回日常の話題を取り上げて英語で話し合いをするのです。
もちろん政治の話もけっこうします。
彼はアメリカ人ですからアメリカ人の目線で日本、沖縄人の生活や習慣の感じたことや
政治家たちの考え方、マスコミの報道等々の会話を英語で教えながらやります。
ですから私にとっては興味があることばかりで楽しいのです。
またアメリカ人の考え方や沖縄に対する目線を見ることが出来ます。
いつの日か、与儀公園に奉仕に来るアメリカ人たちとスムーズに会話が出来ることを願っています。
通訳なしの会話が出来たらどんなに素晴らしい事でしょう。

世界がまたまた混沌としてきました。
今の状況は第二次世界大戦前と同じであると言う学者たちもいます。
政治的な状況や各地での争い、また強烈なリーダーの登場、
そしてナショナリズムの台頭と、数え上げればきりがありません。
そして軍事力と圧倒的な力で相手を威圧していく姿はまさに第二次大戦の前兆にそっくりです。
「歴史は繰り返す」とはよくぞ言ったものです。
私たち人間は二つの大きな大戦を体験してきました。
第一次大戦からわずか30数年で第二次大戦を起こしました。
世界が二度と戦争することがないようにと国連がつくられました。
しかし反省もつかの間です。
しかし朝鮮戦争が起こりました。また朝鮮戦争が終了した途端ベトナム戦争が起こりました。
それからはアフリカ各地で民族戦争が勃発しました。またイラク戦争が起こり、
アフガニスタン戦争が起こり、イスラム系の過激派が世界のいたるところで宗教戦争を起こしています。
また中東ではイスラエルとパレスチナ民族の戦いが連日続いています。
3年前に始まったアラブの春の戦いは大きな犠牲を国民に引き起こしました。
いつ果てるとも知れない各地での戦争、民族戦争や宗教戦争が世界中で起こっています。
しかし怖いのはこれがもっと世界的に広がることです。
巨大な軍事基地を抱える沖縄の未来はどうなるでしょう。
聖書の詩篇では人間の愚かさを見事に歌っています。

「王は軍勢の多いことによっては救われない。
勇者は力の強いことによっては救い出されない。
軍馬も勝利の頼みにはならない。その大きな力も救いにならない。
見よ。主の目は主を恐れる者に注がれる。その恵みを待ち望む者に。」
(詩篇33篇16節)


軍事力を誇るなと言う。力を誇示するなと言う。そして、また主は言われます。

「天の御座に着いておられる方は笑う。主はその者どもをあざけられる。」
(詩篇2篇4節)


笑われないでしっかりと主だけを見上げていきましょう。アーメン。


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Posted by 沖縄ベタニヤチャーチ at 13:00│Comments(0)キリスト教メッセージ社会政治
 
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