愛について

沖縄ベタニヤチャーチ

2014年03月30日 13:00


キリスト教の最大のテーマは「愛」です。
ご存知のようにイエスキリストがクリスチャンを測る基準はどれだけの「愛」を持っているかによります。
コリント人への手紙第一の13章はそのことを明確に示しています。
キリストの愛を知るには、私達がキリストの十字架をどのように理解するかが問われるのではないでしょうか。
コリント人への手紙ではすべての行いに「愛」が伴わなければ何にもならないと教えています。
このコリントの御言葉はとても厳しいものです。
とても実行できるものではありませんが、ひとつの基本的なものであり、目標にはなります。
つまり、クリスチャンは救われてからはひたすら「愛」を目指すべきだということです。
どんな行いも「愛」が伴っているべきだと言っているのです。
戒めであっても、助けることであっても、貧しい人に手を差し伸べることであっても、
何かの件で抗議することであっても「愛」が伴っているべきであると教えているのです。
イエス様は福音書を見るとまさにその通りに行っています。
最後の十字架の上からも「愛」を示しました。
「父よ、彼らを許してください。彼らは自分で何をしているのか分からないのです。」と叫びました。
そして、「愛」について明確に細かく指示しています。

「愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。
愛は自慢せず、高慢になりません。
礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、
人のした悪を思わず、不正を喜ばずに真理を喜びます。
すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。」
(第一コリント13:4~7)


まず、「寛容」が出てきます。他人のなすことに心を広くして受け入れることを言っています。
2番目に「親切」が出てきました。他人に親切にすることはクリスチャンの職務であります。
3番目に「妬まず」が出てきました。他人の賜物や成功に素直に拍手出来るのが「愛」であります。
4番目に「自慢せず」が出てきました。自分の賜物や働きを吹聴してはいけません。
それらはすべて主から出ているからです。アーメン。
5番目に「高慢」が出てきました。どんな人間でも高慢の心を持ち合わせています。
しかし、「自慢せず」と同じように私達の働きはすべて主がなさっているのであります。
だから自分を抑えなくてはなりません。

まだまだありますが、とにかく人間にとって一番必要なものは「愛」であります。
神からの「愛」、親からの「愛」、他人からの「愛」、それぞれが私達をすくすくと育てることが出来るのです。
ですから、すべてにおいて神からの「愛」を人々に示しましょう。
そして神に喜ばれるクリスチャンになりましょう。

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